身延自然農園から風の便り

耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫達を敵とせず、生命に添い従い、応じ任せて、実りを手にする術「自然農」 身延町で自給自足を目指しながら、自然農・雑穀料理を研究・実践する日々の暮らしのお便り。再生中の古民家の様子もお伝えします。  
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今回は先月に引き続き、里講座です。

21日は夜19:00~座学。
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今回は岩手から、つぶつぶマザーののぶこさんご一家と、のぶこさんの新しい拠点作りを担当される工務店の方が参加されたり、電磁波測定士の広瀬さんもかけつけてくださいました。また、今回草ダニの件でお世話になったEM菌の遠藤さんも資料を持ってきてくださいました。
その他、東京や南アルプス市、河口湖からもご参加いただき、熱心に学んだり、情報交換をすることができました。
今回は矢野さんが帯金地区の住宅地図を用意して下さり、その地図から何が読み取れるのか、とても興味深いお話でした。
季美の郷は標高200m。川までの距離と標高で勾配を計算すると、4%。
4%の勾配に合わせて、畑のうねの高さを決めるそうです。
4%だとかなり高い畝立てになるとか。。。
今までにない視点です。

そして、この帯金地区は富士川の流れによるマイナスの要素をかわした場所に開けた里山だったようです。
季美の郷の屋号は「西の家」。
昔は集落の一番西に位置していたからのようです。
現在は一番東に位置しています。

大水による鉄砲水で上流の家屋が流されたので、新しい家を季美の郷から西に立て替えて今の集落の形になっているのです。
一昔前は、東の山の頂上まで見渡せる田畑で食料を作っていたそうです。
今はそこも藪になり当時の面影もありませんが、地図からは見えるのです。

帯金という地名もすごいなあと思っていましたが、ここはやはり峡南地域でも特別な場所だったのかもしれません。

その場所で暮らす人として、里山の保全はご飯を食べることと同じに生活の一部であったから、奥山も里山もバランスが取れた状態で、人間と動物もバランスよく共存していたのかもしれません。

座学終了後は宿泊組が矢野さんを囲んで、美味しいお酒を楽しみながら深夜まで深イイ話で盛り上がっていました♪

22日里講座二日目は田畑と宅地周りの環境改善作業と、林道の点検・環境改善作業の実習です。

林道は以前のホコリっぽさが全くなくなり、気持ちの良い空間が広がっていました。

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風の草刈のポイントレッスン♪


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手分けして林道の周辺を風の草刈
10分足らずの作業で、見違える程に気持ちの良い空間に変化しました。


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根が露出してこのままでは木が倒れ、斜面が崩壊します。

斜面との境界線に空気の抜け道を作り、そこに落ち葉などをかぶせ、カバーします。
あとは自然がちょうど良いように修復していくそうです。
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玄関前の排水改善作業


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畑の排水改善作業


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畑と道路の境界ラインの改善


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裏山の整備


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炭を撒きます


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切り倒した竹や木を片付けて、風の通りをよくします。
木々を片付け終わると急に気持ちの良い風が吹き始めました。
そこにも炭や腐葉土を撒いて、あとは自然の修復力に任せます。

来月、一体どのように変化しているのかとても楽しみになってきました♪

来月は11月4日~5日、山講座です。
4日は季美の郷で座学。
5日は早川町薬袋集落の環境チェックをしてから旧道の環境改善作業。
午後は丸山林道の点検と環境改善作業の続きです。
終了後まとめをしてから、今回も温泉に入れますよ~♪
11月は今年最後となる講座です。
是非この機会に南アルプスの奥山の本当の姿に触れてみてください。


里講座の翌日は雨でした。
早速排水作業した場所に行ってみると、明らかに水のはけ方が良くなっていました。

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ところが田んぼでははざ掛けの竹が折れて、せっかくの稲が。。。
雨の中、はざ掛けをやり直して応急処置です。
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お米を食べるまでには色々な仕事と出来事があります。。。
美味しいお米になあれ♪


岩手ののぶこさんがブログで講座の様子をレポートしてくださっていますので是非ご覧下さい♪
こちらをクリック⇒のぶこさんのブログ

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コメント
この記事へのコメント
稲架掛けの脚は、1、8m間隔くらいに、また、掛ける位置が高過ぎると風の影響を受けやすく、低過ぎると地面の湿気を受けやすくなるので、掛けた時、穂先が地面から、30cmくらいになるのがいいと思いますよ。健康な自然は、見た目も美しいものですが、人間の仕事も、その結果が、美しく感じるか、バランスが取れているかで、判断できると思います。そう言うぼくも、まだまだ未熟者ですが、命の再生目指して、諦めず、投げ出さず、楽しみながら、一歩一歩参りましょうね。
2012/10/28(日) 10:08:46 | URL | 舘野(野風草) #-[ 編集]
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