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身延自然農園から風の便り

耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫達を敵とせず、生命に添い従い、応じ任せて、実りを手にする術「自然農」 身延町で自給自足を目指しながら、自然農・雑穀料理を研究・実践する日々の暮らしのお便り。再生中の古民家の様子もお伝えします。  
昨日ゆみこのクッキングクラブへ参加する前に、恵比寿ガーデンプレイスのシネマ館で上映中の「ビューティフルアイランズ」を観てきた。

地球温暖化で世界で最初に沈むと言われている、美しい国ツバルと水の都ベネチア、永久凍土が溶け出しているアラスカの島国を海南友子監督が3年かけて世界を3周しながら取材したドキュメンタリー映画です。
ありのままの島の暮らしを感じてもらうために、BGMもナレーションもありません。

話には聞いていましたが、碧い海と空の間に、かろうじて浮かんでいる細長い島ツバルでは、島民の笑顔と供にスローな時間が流れていました。
電話もネットもない島では、集うことが重要なコミュニケーション。
ご馳走を作り、お洒落して、集っては歌い踊る映像からは、島民の心が一つにつながり大きな渦となって天に昇っていくような圧倒的なエネルギーを感じました。

どの島民も、
世界中の人が世界で最初にツバルが海に沈むと心配してくれるけれど、そんなはずはない。神様が必ず守って下さる。今まで先祖がここで暮らしてきたように、これからもツバルは美しい島であり続ける。
と、澄んだ瞳で、淡々と語る。

そして、島のほとんどが高潮で水没した時にも、それが当たり前のように、いつものスローな時間が流れていく。

信じる者は強い。
屋根と板で囲った家に大家族が暮らしている。
不安の無い暮らしは豊かである。

飛行機が週に2便来るだけ。
電話もネット無いから、余計な情報も入らない。

私たちが便利さと引き換えに得た大きな不安は、人のつながりも希薄にしていく。
身延へ越してきて、ダイヤルアップでもネットのお陰で、必要なものが買えたり、情報交換できたりしているが、集落の集いで感じる温かいつながりは、できるはずもない。

メールのやり取りで、つながっているように感じるのは、やはり妄想かもしれない。
20回のメールより、1回お会いする方が心がつながる。

そんなことを考えながら、恵比寿から新宿へ向かった。

IMG_1032.jpg
恵比寿ガーデンプレイス


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コメント
この記事へのコメント
ツバル
息子が2年前 社会の課題で ツバルを選んだときのこと思い出しました
そうやって 勉強してたこともあったんです

今 生きてるということは
今 楽しい 嬉しい 悲しいということですね
今 自分がどういう状態か 良く見なくちゃと思いました
2010/07/15(木) 06:49:52 | URL | りーふ #-[ 編集]
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